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いま、社会人に寮生活・社宅あり求人をおすすめする3つの理由
寮生活といえば一昔前には苦学生の代名詞のようなものでした。一人暮らしをするにもお金が足りず、仕方がなく寮に入る。そんなイメージですよね。
しかし時代とともに寮生活のイメージも変化しています。最近では寮を完備している企業も少なくありませんし、求人を探すときに寮付きを条件にする人も増えてきました。
そこで今回は、社会人にこそ寮を薦める3つの理由を紹介したいと思います。
寮付き求人は家賃が安い
寮生活のメリットで1番最初に思いつくのが「家賃の安さ」ですよね。寮費の相場は地域によって異なりますが、0~40,000円くらいの寮費であることが多いです。
ところで、収入における家賃の適正割合はご存じでしょうか。
一般的には収入の3分の1が適正とされており、どこか聞いたことがある方も多いでしょう。しかし3分の1は高すぎます。これは少しでも高い家賃の家に済ませようとする不動産会社の罠です。
そもそも収入によって家賃の適正割合というものは変化します。新卒の20万円の給料で3分の1も家賃に使ってしまっては、貯金ができなくて当たり前ですよね。3分の1という目安はあくまで一定以上稼いでいる場合の目安であり、万人に当てはまるわけではありません。
しかし「新卒の給料など知ったことか」とばかりに首都圏の家賃は高いです。2020年の東京オリンピック後に暴落するとは言われていますが、今のところは横ばいか微増傾向にあります。
そんな首都圏で家を借りようとすれば間違いなく収入の3分の1は必要になるでしょう。
つまり、首都圏で生活したいけど家賃は安く抑えたい、そういったこだわりのある人が増えてきた結果、収入と支出の問題をまとめて解決する方法、つまり寮付きの求人が注目されているわけです。
2.勤務地と近い
寮付き求人は勤務地が近い
普段の生活の中で、もっとも無駄になっているのは通勤時間です。首都圏に居住する人を対象に行われた調査では、平均通勤時間は58分となっており、往復で約2時間もかけている人が数多くいます。
しかし通勤中はできることも限られていますし、歩いたり運転しているときにはなにもできません。まさしく無駄な時間と言えるでしょう。
また、かつてアインシュタインが在籍していたことで有名なチューリッヒ大学の調査では、通勤時間が22分増えた場合の幸福度の低下は、収入を30%増やさないと相殺できないとの結果も出ています。
このように通勤時間は多ければ多いほど損をする性質のものであり、精神的にも負担を強いるものです。
しかし寮付きの求人であれば、勤務地と寮は近距離であることがほとんどです。公共交通手段を使わないのはもちろん、徒歩10分以内にあることも多いです。
もし寮が徒歩5分のところにあったと仮定すると、片道1時間の通勤時間の人とは1時間50分もの差ができることになります。1日が1時間50分増えると考えたらその差の大きさがわかると思います。
3.田舎暮らし
寮付き求人は田舎暮らしが楽しめる
近年はスローライフと呼ばれる田舎暮らしが人気になりつつあります。首都圏への人口集中の弊害でしょうか。
たしかにスローライフには魅力があると思います。ゆったりと流れる時間の中で、のんびりとした生活を送る。いつかは田舎暮らしを、と考えている方もいるでしょう。
しかし現実はそう甘くありません。田舎暮らしでは周辺住民とのコミュニケーションは重要になりますし、意外と家も安くないことが多いです。もちろん都会ほどではありませんが。
「家賃も安くて一人でのんびりできる」と夢見て田舎暮らしを始める方がたくさんいますが、正反対の現実を目にして早々に諦めてしまうことも少なくありません。
しかしそんな片田舎にも寮付きの求人は存在します。むしろ土地代は安いので企業が積極的に寮を整備している場合すらあるくらいです。
また、沖縄などのリゾート地。キレイな海が近くにある生活には大きな魅力がありますが、ああいったリゾート地にはホテルがあり、ホテルがあればホテルの求人もある。そしてホテルの求人には寮がある。つまり夢のリゾート生活も不可能ではありません。
寮付きが当たり前になる時代
実は、企業が住環境を用意するの世界的な流れでもあります。多くの先進国では従業員の住環境を企業側が用意するのは珍しくありませんし、国からの住宅手当も豊富です。そういった部分では日本は遅れていると言われています。
しかし日本では2020年を境に家賃の下落が予想されており、空き家率も30%を超えようとしています。つまり企業側が住宅を用意しやすい環境になりつつあるのです。
このような事情から、今後寮付きの求人が増える可能性は高いと言えるでしょう。案外、
寮付き求人が当たり前になる時代
になって正社員のメリットが「魅力的な社員寮に住める」なんて言われる日も遠くないのかもしれませんね。