ここ数年で、就活や採用の現場もすっかり変わりました。特に大きく変わったのが「面接のやり方」。かつては「面接＝対面」が当たり前だったけど、今ではZoomやTeamsを使った「オンライン面接」がすっかり定番に。

でも、「やっぱり対面じゃないと人柄わからないでしょ！」って声も根強くあります。企業にとっても、応募者にとっても、オンラインと対面、どっちがいいのか──なかなか難しいテーマですよね。

今回は、ちょっとユニークな前提をもとに、どちらの面接スタイルが合っているのかを考えてみました。

前提①：寮・社宅制度あり（住み込みOK）
前提②：全国どこでも採用OK（エリア限定なし）

この条件で考えていくと、実はオンラインも対面もどっちもメリットがあって、それぞれの“使いどころ”があることが見えてきます。

🎥 オンライン面接のいいところ

• 全国どこからでも参加できる！：地方在住の学生でも気軽にエントリーできるのが最大の魅力。交通費や宿泊の負担もゼロ。

• スピーディーな選考が可能：面接官と応募者のスケジュール調整もしやすく、テンポよく選考を進められる。

• 心理的ハードルが低い：画面越しの面接って、ちょっと気がラク。カジュアル面談との相性も◎。

💭 でもちょっと気になるところ…

• 雰囲気が伝わりにくい：企業側の“人っぽさ”や“リアルな空気感”がオンラインだと伝わりにくい。

• 社宅や寮の情報が曖昧に：暮らしに関わることって、言葉だけじゃイメージしにくいもの。

🏢 対面面接のいいところ

• 実際の雰囲気が体感できる！：オフィスや社員の雰囲気、寮の環境など、リアルに感じられる。

• 応募者の姿勢も見える：入退室のマナーや立ち居振る舞いなど、画面越しではわからない細かい部分もチェックできる。

💭 でも、ちょっと大変な点も…

• 移動・交通費の負担：遠方からの参加だと費用やスケジュール調整がネック。

• 時間がかかる：複数日程の調整や現地への移動は、どうしても手間がかかる。

🔍 じゃあ、どう使い分けたらいいの？

たとえば、こんなふうにステップを分けるのがオススメです。

• 1次・2次：オンライン面接 → フィルターとして気軽に実施！

• 最終 or 内定前：対面面接 → 実際に会って、お互いの納得感を大事に！

特に「寮・社宅あり」「全国採用OK」な会社にとっては、オンライン面接は“間口を広げる武器”。だけど、最終的なミスマッチを防ぐためには、対面での確認も欠かせない。

🌟 まとめ：最適解は「ハイブリッド」

オンラインと対面、どちらか一方に絞るのではなく、段階ごとに使い分けるのが一番しっくりきます。

特に若手人材の採用では、「気軽に応募できる」「リアルな情報が得られる」この2つが大事。だからこそ、両方の“いいとこ取り”をしながら、ミスマッチの少ない採用体験をつくっていくのが、今の時代の正解かもしれません。